忍者ブログ
化学魔の脳内をスキャンして貼り付けます。 中学・高校程度の化学に関する質問、および当サイトに対する要望なども受け付けます。 カテゴリや記事の内容に関係なく、どの記事にでもコメントで質問していただければ、回答します。
[18]  [17]  [16]  [15]  [14]  [13]  [12]  [11]  [10]  [9]  [8
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ニコニコで「ちょっとだけ忙しい人のためのスクールデイズ」を見ました。
たまたま最後のが上がってて、時間なかったし最後だけ見ました。

本当に何を考えてこんなアニメを作ったのだろうか・・・。放送禁止になることは制作時点からわかっていたはず。
もともとはエロゲだったらしいんだけど、それとは別の観点からもかなり問題がある。

ちょっと冷静になってみる。
僕はエヴァを最近初めて見たのだけど、その時にもショックを受けた。当時の人からしたらもうあり得ないくらいの世界観だったはず。
でも10年たって振り返ると、バブル崩壊後の元気のなさに阪神大震災・地下鉄サリンなどが加わって閉塞感が加速していったあの頃の「キーワード」ともいうべき要素がちりばめられていることに気づく。何度も見る必要がないくらいによくわかる。


僕はアニメ一つとってみても社会学ができると思っています。


「時代がもたらしている、状況がもたらしているそういう気分を野放しにして映画を作ると、これは最低なものになるなと思いましたね。」―宮崎駿(エヴァに対して)

スクールデイズに流れている「気分」とは何だろうか。
表面的にはわかる。性の氾濫、コミュニケーションのできない子供、いわゆる「ヤンデレ」の概念、刹那性、誤った愛、死の劇場化と概念化、そして深刻な問題を気軽に語り笑い飛ばせる現代。

でも、いま自分が今の時代にどっぷり浸かっているがために当たり前すぎて見えないものが、このアニメのなかに流れている。
それは10年後の僕が知ることとなる。
10年後には、こんな世界ですら許容できる、もっと常識の変わった世界になっているのだろう。


見るんじゃなかった・・・
PR
この記事にコメントする
color
name
subject
mail
url
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カウンター
プロフィール
HN:
化学魔
HP:
性別:
男性
職業:
大学生
趣味:
化学・空を見ること・音楽鑑賞(スキマスイッチ好きです)
最新コメント
[01/15 tricker]
[09/15 t.m]
[09/09 化学魔]
[09/08 t.m]
[08/25 郁弥]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
アクセス解析
忍者ブログ [PR]

photo byAnghel. 
◎ Template by hanamaru.